イワセントウソウ Pternopetalum tanakae


イワセントウソウ

分類
セリ科 テワセントウソウ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
5-6月 湿った林内
地域
本州以南
特記
 -
特徴
丈が10-30cm程度。根生葉は長柄があり、2-3回3出複葉で小葉は卵形、更に裂けます。茎葉はふつう1つで羽状複葉で最終裂片は線形になります。茎は1株1本で、希に分枝します。
複散形花序は茎頂に1つ付き、花柄は10本前後、花は小花序に2個ずつ。総苞片はなく、小総苞片も少数。
備考
エングラー :  セリ科
類似種
セントウソウ : 茎葉の裂片幅が多少広く、小花序は3-5個、小花序に含まれる花数は3-7個。
撮影地
2013.6 南ア・山伏峠

イワセントウソウ

やや湿った林内で見られる、小型の植物。ふつう花序は1つ、茎葉も1つ。 (2013.6 長野県川上村)

イワセントウソウ

花序は複散形花序だが、小花序は小さく、ふつう2花のみ。茎葉は単羽状複葉、裂片は線形。 (2013.6 南ア・山伏峠)

イワセントウソウ

葉は2-3回3出複葉、小葉はさらに深裂。 (2013.6 長野県川上村)