ヤブジラミ Torilis japonica

2023.8.30 更新

ヤブジラミ

分類
セリ科 ヤブジラミ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-7月 草地 道ばた
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は30-70cm、葉は5-10cmの2-3回3出羽状複葉で、小葉は卵状披針形で更に細かく裂け、粗い毛が多く密生しています。茎にも毛が多くてザラついています。
花は小さな複散形花序に付き、小花序は4-10個、総苞片は花柄と同数。果実には刺毛が見られ、少しカギ状に曲がる。
備考
エングラー : セリ科
類似種
オヤブジラミ : 春の里に多く、葉が3回3出羽状複葉、小花序に含まれる花数が少ない。全体が赤みを帯びることが多い。
撮影地
2020.6 千葉県栄町

ヤブジラミ

小花序はオヤブジラミより多く、小花序に付く花も4-10個と多い。総苞片、小総苞片ともに線形で長い。 (2020.6 千葉県栄町)

ヤブジラミ

鉤状に曲がった剛毛が密にある。 (2020.6 千葉県栄町)

ヤブジラミ

花期にやや伏していた先が鉤状になった毛は、果期には開出して厄介なひっつき虫になる。 (2023.8 千葉県四街道市)

ヤブジラミ

葉は2回ほど羽状または3出羽状に裂けます。 (2020.6 千葉県栄町)