ヒメシロネ

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シソ科 Lamiaceae
シソ科 Rabiatae
土地の痩せた低層湿地などで最もよく見られるシロネです。
丈は30-70cm、葉に厚みがあって幅が細く、4-8cmの披針形~広披針形、先は尖り、縁には先の尖った鋸歯が見られます。
花は葉腋に複数密に付き、花冠径5mm。萼裂片の先端は刺状に尖ります。

 

2018.9.25 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 芽出し

ヒメシロネ-全体

葉が細いので、一番花が目立つシロネです。
(2008.8 長野県白馬村)

ヒメシロネ-全体2

(2014.7 青森県深浦町)


ヒメシロネ-全体3

(2018.9 長野県軽井沢町)


ヒメシロネ-花

花はシロネと同じ。下唇中央裂片にはふつう、赤い斑がありますが、ないものもある。
(2020.8 千葉市)

ヒメシロネ-花2

萼もシロネに似て刺状。
(2014.7 青森県深浦町)

ヒメシロネ-花3

萼片の手前に見うるのは、おそらく苞。
(2020.8 千葉市)

ヒメシロネ-葉

葉は細く、披針形~狭披針形。
(2007.8 千葉県・旧成東町)

ヒメシロネ-葉2

葉は少し裏側に巻くような感じ。表面に凸凹があり、凸部分の先端に短毛が見られます。
(2014.7 千葉県 旧・成東町)

ヒメシロネ-葉3

葉裏には腺点が見られます。
(2014.7 青森県深浦町)

ヒメシロネ-葉4

脈上に上向きの毛が見られるものもあります。
(2014.7 千葉県 旧・成東町)

ヒメシロネ-茎

茎の断面は四角形、葉腋は節状になります。稜や節に毛が見られるものもあります。
(2014.7 千葉県 旧・成東町)

ヒメシロネ-実

晩秋でもまだしっかりと直立した姿をしており、萼もしっかりと残っていました。
(2012.11 千葉県 旧・成東町)

ヒメシロネ-芽出し

(2014.4 千葉県 旧・成東町)