キソキバナアキギリ

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シソ科 Lamiaceae
シソ科 Rabiatae
キバナアキギリの変種で、初夏に咲くのが特徴。
(以下、観察による)
丈は30cm前後、茎に毛は少なくほぼ直立します。葉は3-8cmの卵形で、基部は斜め後ろに大きく張り出して矢尻形となり、2-5cmの柄があります。葉柄の毛もまばらにあるかない。
花は3-3.5cmほどで雄しべは4で、うち下側の2は不完全、花柱は上唇から長く飛び出します。萼には白毛が多い

 

2016.6.12 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3

キソキバナアキギリ-全体

初夏に見られるキバナアキギリ。
(2016.6 長野県)

キソキバナアキギリ-全体2

(2016.6 長野県)


キソキバナアキギリ-花

キバナアキギリ同様、萼の毛は単純毛、花柱は多くは赤かったですが、白いものもあった。色が変わるのか、元々色違いがあるのかは不明。(2016.6 長野県)

キソキバナアキギリ-花2

下唇中央裂片はキバナアキギリより小さいようでした。不完全おしべの葯は黄色で
シナノアキギリと同じでした。(2016.6 長野県)

キソキバナアキギリ-花2

花柱の赤いもの。
(2016.6 長野県)

キソキバナアキギリ

茎葉はキバナアキギリと同形ですが、小型。
(2016.6 長野県)

キソキバナアキギリ-葉2

葉表。短い軟毛が見られました。
(2016.6 長野県)

キソキバナアキギリ-葉3

葉裏脈上に毛が見られ、面には腺点と思われるものが見られました。
(2016.6 長野県)

キソキバナアキギリ-茎

キバナアキギリのように密生はしませんが、上部では最大この程度見られました。
(2016.6 長野県)