コバノタツナミ / シロバナコバノタツナミ

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シソ科 Lamiaceae
シソ科 Rabiatae
タツナミソウの変種で全体的に小さい。
丈が5-20cm、葉も小さく、1cm程度の三角状卵形で先は丸く基部は浅い心形、少数の鋸歯があり、柄があって両面にビロード状の毛が見られます。
花は茎頂に多数付き、長さ1.5cmで淡赤紫~淡紫。萼に付属体があります。
白花品はシロバナコバノタツナミと呼ばれます。

 

2023.4.23 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 花3
  • 実2
  • 葉2
  • シロバナコバノタツナミ
  • 同2
  • 同・花
  • 同・葉

コバノタツナミ-全体

丈は20cmほどと、タツナミソウの半分強。片側に偏って花を付けます。
(2014.4 東京都高尾山)

コバノタツナミ-全体

花は密に付きます。
(2014.4 東京都高尾山)

コバノタツナミ-全体3

(2017.5 千葉市)


コバノタツナミ-全体4

(2017.5 千葉市)


コバノタツナミ-花

花冠は萼の縁で垂直に立ち上がります。
(2014.4 東京都高尾山)

コバノタツナミ-花2

上唇は兜状、下唇は浅く3裂。
(2017.5 千葉市)

コバノタチナミ-花3

萼にも毛が多く、上唇の上に丸い付属体が見られます。
(2017.5 千葉市)

コバノタツナミ-蕾

(2017.4 千葉市)


コバノタツナミ-実

一体いつ咲いたのだろうか、こんな時期にこのような姿が見られるとは思いませんでした。
林内の小径脇にありました。(2011.11 静岡県下田市)

コバノタツナミ-実2

花が終わると中で果実が熟すまで萼が閉じます。
(2011.11 静岡県下田市)

コバノタツナミ-葉

葉は幅・長さともに普通は1cmほどですが、ここのものはもう少し大きい。
葉の両面には短毛が密生し、葉柄、茎にも毛が密生。(2014.4 東京都高尾山)

コバノタツナミ-葉2

葉裏・葉脈上に長い毛が見られました。面には腺点?のようなものが見られた。
(2017.5 千葉市)

コバノタツナミ-茎

茎にも葉柄にも開出する毛が多い。
(2017.5 千葉市)

シロバナコバノタツナミ-全体

自生であることは間違いないですが、畑地の近くにあり、以前からあったものか、
園芸用として販売されたものが逸出したものかは不明。(2014.5 千葉市)

シロバナコバノタツナミ

(2023.4 千葉市)


シロバナコバノタツナミ-花

下唇の斑もなく、全体がまっ白。花冠に毛が見られます。
(2023.4 千葉市)

シロバナコバノタツナミ-葉

白花の葉や茎は赤みがほとんどありませんでした。
(2014.5 千葉市)