ツクバキンモンソウ

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シソ科 Lamiaceae
シソ科 Rabiatae
ニシキゴロモの変種で、花の上唇がとても小さくて肉眼でかろうじて確認できる程度のもの。
他のスペックはニシキゴロモと同じで、葉は長楕円形~広卵形で鈍頭、有柄、波状の鋸歯、脈が赤味を帯びます。花は葉腋に数個ずつ付き、花冠筒部1.1-1.3cm、下唇は3裂で中央裂片先端は切形。
白花も多く、シロバナツクバキンモンソウと呼びますが対応する学名は見つかりません。

 

2017.4.26 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 白花 全体
  • 全体2
  • 斑なし
  • 参考

ツクバキンモンソウ-全体

葉の脈が赤くなります。
(2014.4 千葉市)

ツクバキンモンソウ-全体2

葉脈付近だけでなく、大部分が赤くなってしまったもの。
(2007.4 筑波山)

ツクバキンモンソウ-全体3

暖かくなって立ちあがってきたもの。
(2017.4 千葉市)

ツクバキンモンソウ-全体4

葉には柄があり、柄には毛が見られます。
(2008.5 千葉市)

ツクバキンモンソウ-全体5

葉は対生で葉腋に複数の花を付けています。
(2014.4 千葉市)

ツクバキンモンソウ-花

筒部が長く11-13mm、萼だけでなく、花冠にも毛が見られた。
(2017.4 千葉市)

ツクバキンモンソウ-花2

上唇は小さく、極端なものは写真のようにほとんどわかりません。
花色はごく淡いピンクで赤紫の筋が入ります。(2007.4 筑波山)

ツクバキンモンソウ-花3

雄しべは4本。
(2013.4 茨城県高萩市)

ツクバキンモンソウ-葉

全体にザラつきも葉脈に沿って赤くなります。
(2013.4 千葉市)

ツクバキンモンソウ-葉2

葉裏は赤い。
(2014.4 千葉市)

シロバナツクバキンモンソウ

花がほぼ完全に純白のはシロバナツクバキンモンソウと呼ばれますが、
とりたてて学名はありません。(2008.5 栃木県日光市)

シロバナツクバキンモンソウ

(2013.4 茨城県高萩市)


ツクバキンモンソウ-斑なし

葉に斑がほとんどないものもありました。
(2017.4 千葉市)

シロバナツクバキンモンソウ-花

上唇のやや長いもの。推定で2mm程度あるのではないかと思います。
このくらいの長さがあるものは意外と少なくない。(2014.4 千葉市)