キソキバナアキギリ Salvia nipponica var. kisoensis


キソキバナアキギリ

分類
シソ科 アキギリ属
植生環境
山地
開花時期
6月 林内
地域
長野
特記
 -
特徴
キバナアキギリの変種で、初夏に咲くのが特徴。
(以下、観察による)
丈は30cm前後、茎に毛は少なく、ほぼ直立します。葉は3-8cmの卵形で、基部は斜め後ろに大きく張り出して矢尻形となり、2-5cmの柄があります。葉柄の毛もまばらにあるかない。
花は3-3.5cmほどで雄しべは4で、うち下側の2は不完全、花柱は上唇から長く飛び出します。萼には白毛が多い
備考
エングラー : シソ科
類似種
キバナアキギリ : 花期は8-10月、開出する腺毛が多い。
撮影地
2016.6 長野県

キソキバナアキギリ

初夏に見られるキバナアキギリ。秋に咲くふつうのキバナアキギリに比して、全体小型。 (2016.6 長野県)


キソキバナアキギリ

花はキバナアキギリと同形、同サイズ。同様に萼の毛は単純毛、花柱は多くは赤かったですが、白いものもあった。色が変わるのか、元々色違いがあるのかは不明。 (2016.6 長野県)


キソキバナアキギリ

茎葉はキバナアキギリと同形ですが、小型。 (2016.6 長野県)