ミヤマトウバナ Clinopodium micranthum var. sachalinense


ミヤマトウバナ

分類
シソ科 トウバナ属
植生環境
山地
開花時期
7-9月 林内
地域
近畿以北
特記
 -
特徴
丈は30-70cm、茎の毛はないか疎ら。葉はやや薄く、2.5-6cmの長卵形、まばらに毛があります。葉裏の腺点は不明瞭。
花は上部の葉腋や茎頂に多数付き、花冠は淡ピンク色で長さ6mm、萼の下半分のみに毛が見られます。
良く似たイヌトウバナは、萼の毛が圧倒的に多く、茎の毛も多い。
備考
エングラー : シソ科
類似種
イヌトウバナ : 葉は卵形~狭卵形、萼筒に軟毛が多い。葉裏の腺点は明瞭。
撮影地
2012.9 東京都高尾山  他

ミヤマトウバナ

花は茎頂や上部の葉腋から伸びた枝に輪生状に数段付けます。 (2015.8 群馬県谷川岳)


ミヤマトウバナ

花色は淡ピンク。上唇は浅く2裂、下唇は3裂で中央裂片はさほど大きくない。萼の下半分に毛が多い。 (2015.7 秋田県八幡平)


ミヤマトウバナ

葉は長卵形~卵形。葉裏脈上に毛が散生し、小さな腺点が多数ありますが、見えにくい。 (2015.8 群馬県谷川岳)