カメバヒキオコシ Isodon umbrosus var. leucanthus
(品種) シロバナカメバヒキオコシ


カメバヒキオコシ

分類
シソ科 ヤマハッカ属
植生環境
山地
開花時期
9-10月 木陰
地域
東北~中部
特記
 -
特徴
丈は60-90cm、茎の断面は四角で下向きの短毛があります。葉は4-9cmの卵円形~広卵形で先端が3裂し、中央裂片が細く長く尾状に伸びます。
花は茎頂に総状~狭い円錐状に付き、花冠長さ8-10mm、下唇は舟形。
白花品はシロバナカメバヒキオコシと呼ばれます。
備考
エングラー : シソ科
類似種
タイリンヤマハッカ : 本種より花が少し大きく11-13mm、葉の先端に尾状部分に鋸歯がある。
コウシンヤマハッカ : 葉が亀葉状にならず、卵形~狭卵形で先が尾状。
撮影地
2017.9 新潟県津南町  他

カメバヒキオコシ

葉が3裂して中央裂片が尾状になるのが特徴です。 (2014.8 新潟県加茂市)


カメバヒキオコシ

花冠の筒部はヤマハッカより長く8-10mm。 (2017.10 宮城県鳴子町)


カメバヒキオコシ

葉は亀葉状。写真は中央裂片に鋸歯があり、タイリンヤマハッカの特徴ですが、花冠は長くなかったので本種としました。 (2007.9 群馬県みなかみ町)


(品種) シロバナカメバヒキオコシ f. leucanthus

カメバヒキオコシ

白花品 (2012.9 東京都三頭山)