カワミドリ Agastache rugosa
(型) キタカワミドリ


カワミドリ

分類
シソ科 カワミドリ属
植生環境
山地
開花時期
8-10月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
やや湿った山地の陽がよくあたる斜面や川沿いなどで見かけるピンクの比較的大きな花穂がとても目立つ花です。
草丈は0.4-1m。葉は対生し、5-10cmの卵形~卵状披針形で先はやや長く尖り、基部は心形、上部の葉の基部は円形でそれぞれ柄があります。
花は茎頂に5-15cmの穂状に密に付き、花冠は8-10mm、花冠から付きだした4本の雄しべが目立ちます。
葉裏に軟毛が密にあって白く見えるものはキタカワミドリと呼びますが、分けない。
備考
エングラー : シソ科
類似種
 
撮影地
2014.7 岩手県久慈市  他


茎頂に花を密に付けますが、一度に全部咲かず、まばらに咲きます。少し突きだしているのが咲いている花で、全体がピンクなのは萼の色。 (2016.9 山形県鶴岡市)


カワミドリ

花は筒部が長く上唇、下唇ともに小さい。下唇は3裂し、中央裂片が大きい。花冠から雄しべ4本が長く突き出ます。裂開前の葯は赤紫色。 (2014.7 岩手県久慈市)


カワミドリ

葉は卵形~卵状披針形。基部はやや心形で先はやや長く尖ります。 (2008.8 長野県高ボッチ山 / 2014.7 岩手県久慈市)


(型) キタカワミドリ (f. albiflora = synonym)

カワミドリ

キタカワミドリは葉裏が白いのが特徴とされます。 葉裏に軟毛が密生するのが白く見える理由。 (2016.9 秋田県男鹿市)