ヒトツバエゾスミレ / ナルカミスミレ

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スミレ科 Violaceae
エイザンスミレの変種で、葉が細かく裂けず、単葉のものです。葉の形は様々で、一定しておらず、多くは非対称です。花はエイザンスミレと変わりません。
白花はナルカミスミレと呼ばれます。

 

2012.2.4 作成
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  • ナルカミスミレ
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  • 同・葉2

ヒトツバエゾスミレ-全体

花だけ見るとエイザンスミレですが、葉が全く異なります。
(2009.4 群馬県鳴神山)

ヒトツバエゾスミレ-全体2

この葉はほとんど裂けていませんが、もう1枚は2中裂していました。
(2009.4 群馬県鳴神山)

ヒトツバエゾスミレ-花

(2009.4 栃木県・旧足尾町)


ヒトツバエゾスミレ-花2

萼の付属帯などもエイザンスミレと同じです。
(2009.4 群馬県鳴神山)

ヒトツバエゾスミレ-葉

葉は変化が多く、2-3に中裂~浅裂するものや、縁が細かく切れるものなど
いろいろ、同一個体でも変化します。(2009.4 群馬県鳴神山)

ヒトツバエゾスミレ-葉2

エイザンスミレ
に近い3深裂のタイプの葉。もし3小葉ならエイザンスミレだが、おそらく連続的なので、2小葉のような中途半端なものもあるかもしれない。(2009.4 群馬県鳴神山)

ナルカミスミレ-全体

ヒトツバエゾスミレの白花はナルカミスミレ(f. leucantha) と呼ばれます。
距に赤味が残っていましたが、本種としました。(2009.4 群馬県・鳴神山)

ナルカミスミレ-花

すべてが白いものは見つからず、ごくわずかに赤みが残っているものがほとんどでした。
(2009.4 鳴神山)

ナルカミスミレ-花2

距は赤みを帯びていました。 距まで白いものは見つからなかった。
(2009.4 鳴神山)

ナルカミスミレ-葉

葉は細かく裂けずに1葉ですが、変化が多く、2-3つに中裂、浅裂するものが
多く見られます。(2009.4 鳴神山)

ナルカミスミレ-葉2

縁が細かく裂けたり、鋭い鋸歯が多数あるものもあります。
(2009.4 鳴神山)