キバナノコマノツメ Viola biflora var. biflora


キバナノコマノツメ

分類
スミレ科 スミレ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
6-8月 やや湿り気のある所
地域
紀伊半島以北 四国山地 屋久島
特記
 -
特徴
スミレ科の植物で、唯一「スミレ」がつかない種。高山帯で普通に見られます。
丈は5-15cm、有茎、葉は円形~腎円形で縁に毛が見られます。葉の先端がやや凹むものも多い。
花は1.5-2cm、多数付きます。花弁には赤条があり、上弁と側弁が反り返ります。
備考
エングラー : スミレ科
類似種
ジョウエツキバナノコマノツメ : 葉に厚みがあり、微毛があるか無毛で光沢はない。
アカイシキバナノコマノツメ : 果実に毛がある。
タカネスミレ : 葉が厚く濃い緑色、内側に巻く傾向が見られる。花柱上部に突起毛がある。
撮影地
2008.7 岩手県早池峰山   他

キバナノコマノツメ

高山帯ではおなじみのスミレ。 (2013.7 中ア・木曽駒ケ岳)


キバナノコマノツメ

側弁に毛はない。花柱はY字形。 (2008.7 岩手県早池峰山)


キバナノコマノツメ

距は短い。 (21018.6 山形県鳥海山)


キバナノコマノツメ

葉は円形、腎形で、表面に微毛があり、ザラッとした感じです。 (2008.6 岩手県早池峰山)