ミヤマスミレ Viola selkirkii
(品種) フイリミヤマスミレ


ミヤマスミレ

分類
スミレ科 スミレ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
5-6月 湿り気のある落葉樹林下
地域
北海道 本州 四国
特記
 -
特徴
春に1000m以上の山に行くと群生でふつうに見られるピンクの鮮やかなすみれ。
丈は3-10cm、葉は若々しい明るい緑色で質は薄く卵形~卵円形、鋸歯があり、先が短く尖り基部は心形です。葉脈に沿って毛が見られ、斑のないものは葉裏は赤くならない。
花はやや大きくて1.5-2cm、花付きは良い。側弁に毛はありません。
葉に斑が入っているものをフイリミヤマスミレといいます。
備考
エングラー : スミレ科
類似種
 
撮影地
2011.6 宮城県不忘山  他

ミヤマスミレ

初夏の山でよく見られるスミレ。しばしば群生します。 (2014.6 長野県八ヶ岳)


ミヤマスミレ

側弁に毛がありません。 (2008.5 群馬県みなかみ町 / 2017.6 群馬県谷川岳)


ミヤマスミレ

萼の付属体には切れ込みがあります。 (2017.6 群馬県谷川岳)


ミヤマスミレ

葉は心形、先がツンと尖ります。質は薄い。 (2011.6 群馬県谷川岳)


フイリミヤマスミレ f. variegata

フイリミヤマスミレ

葉に斑のあるものはフイレミヤマスミレと呼びます。 (2008.5 新潟県妙高市)