(品種) タカオスミレ Viola yezoensis var. yezoensis f. discolor


タカオスミレ

分類
スミレ科 スミレ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 落葉樹林下
地域
全国
特記
 -
特徴
ヒカゲスミレの品種で、葉の表面が紫色~こげ茶色のものです。葉裏も同様のものを本種とし、裏面が緑色のものをハグロスミレと分ける考えもあります。ヒカゲスミレと中間的なものも多い。
備考
エングラー : スミレ科
類似種
ヒカゲスミレ : 本種の基準種で葉は緑色。
撮影地
2017.4 東京都高尾山  他

タカオスミレ

ヒカゲスミレのうち、葉表が紫色を帯びるものです。高尾山に限らず、ヒカゲスミレのあるところではどこでもよく見かけます。 (2016.4 東京都高尾山)


タカオスミレ

側花弁に毛が見られるものとそうでないものがあります。 (2017.4 東京都高尾山)


タカオスミレ

萼の付属体は切れ込みます。 (2017.4 東京都高尾山)


タカオスミレ

葉は長卵形~長三角形。葉表は紫~こげ茶色。しばしば部分的に緑色が残るヒカゲスミレとの中間個体を見かけます。 (2008.4 東京都高尾山)


(型) ハグロスミレ (f. sordida = synonym)

ハグロスミレ

葉表が紫色で裏面が緑色のものはハグロスミレと呼ばれます。曖昧で区別しにくいと感じる。 (2017.4 東京都高尾山)