ハルトラノオ Bistorta tenuicaulis var. tenuicaulis

2022.4.29 更新

ハルトラノオ

分類
タデ科 イブキトラノオ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 林内
地域
本州以南
特記
 -
特徴
根生葉は翼のある柄があり、卵形で2-10cm、先は尖り、葉脈が白く浮き出るものが多い。花茎は別に立ち上がり、3-15cm、茎葉を1-2枚付けます。茎葉は小さく、長楕円形~披針形、基部は広いくさび形~心形で柄に流れます。葉裏は白っぽい。
花序は茎頂に付き、花には花弁はなく、萼は5深裂して花冠状。雄しべ5、花柱3。柄はごく短い。
備考
エングラー : タデ科
類似種
アブクマトラノオ : 5mmほどの花柄がある。典型は葉裏脈上に毛がある。
クリンユキフデ : 葉腋にも小さな花序が付く。根生葉の基部は心形で柄に翼はない。
撮影地
2009.4 茨城県筑波山  他

ハルトラノオ

丈は多くは10-15cm前後。写真は雨に濡れています。 (2022.4 群馬県下仁田町)

ハルトラノオ

花弁はなく、萼は5深裂、葯は赤い。柄はごく短い。 (2022.4 群馬県下仁田町)

ハルトラノオ

葉は卵形から卵円形、柄に翼があり、基部や多少流れる感じ。 (2012.5 栃木県鹿沼市)