イブキトラノオ Bistorta officinalis subsp. japonica


イブキトラノオ

分類
タデ科 イブキトラノオ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
7-8月 草地
地域
関東以西の大平洋側
特記
 -
特徴
丈は20-80cm、根生葉は花期にも残り披針形~長楕円形で基部はくさび型、長い柄があります。下部の茎葉もほぼ同様。上部の茎葉は披針形で基部は茎を抱きます。
花序は茎頂に総状に密に付き、長さ1.5-3.5cm、花には花弁はなく、萼は5深裂、花色は白~淡いピンク。雄しべ8で長く飛び出します。
備考
エングラー : タデ科
類似種
エゾイブキトラノオ : 根生葉の葉身が卵形~狭卵形で基部はやや心形。花序が太い。
撮影地
2010.8 南ア・北岳

イブキトラノオ

花は3-5つずつ付き、花弁はなく、花弁に見えるのは萼。先端はあまり開かず、上下に少し潰れた形。 (2015.8 南ア・北岳)

イブキトラノオ

上部の茎葉は柄がなく、披針形で茎を抱きます。下部の葉には柄が見られ、茎は抱かない。 (2013.8 / 2015.8 南ア・北岳)