ソバ Fagopyrum esculentum

2023.10.17 更新

ソバ

分類
タデ科 ソバ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-10月 畑 道ばた 荒れ地
地域
全国 (古い時代の外来種)
特記
 -
特徴
古い時代に大陸から渡り、野生化しています。江戸時代頃から麺にしてたべるようになったようです。
一年草。丈は~1m、茎は赤く、葉は五角状、下部の葉は長い柄があり、上部ではほぼ無柄で茎を抱くような姿になる。
花は多数付き、花弁状の萼は5、異形蘂性で長花柱花と短花柱花がある。雄しべの葯はピンク色。
備考
エングラー : タデ科
類似種
シャクチリソバ : 多年草。茎は根茎から束生。葉は三角状で基部はややほこ形。中部以下の葉に長い柄があり、上部の葉にも短い柄がある。
撮影地
2020.7 千葉市  他

ソバ

このあたり、かつてはソバを作っており今は野菜畑ですが、周辺では以前の名残りのように点々と逸失が見られた。 (2020.7 千葉市)

ソバ

花序は茎や枝の茎頂や上部の葉腋に付く、花序はシャクチリソバほどに長くならない。 (2023.10 千葉市)

ソバ

花は径4mmほど、花弁状の萼は5。異形蘂性で、短花柱花(写真左下)は雄しべは長く花冠から飛び出し雌しべは短い。長花柱花(写真右上)は雄しべは短く雌しべは長く花冠から飛び出す。いずれの雄しべの葯も濃いピンク色。 (2023.10 千葉市)

ソバ

果実・・・いわゆる「ソバの実」。明瞭な3稜があり、三角錐状卵形、黒褐色。 (2023.10 千葉市)

ソバ

上部の葉は五角状~三角形で基部は心形、上部では柄き短く、最上部ではほぼ無柄、茎を抱く姿になる。下部の葉は長柄がある。 (2023.10 千葉市)