ミズヒキ Persicaria filiformis
(品種) ギンミズヒキ

2023.8.31 更新

ミズヒキ

分類
タデ科 イヌタデ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-10月 林縁 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
お祝い事などに「水引」はこの植物から来ていることはよく知られています。
丈は40-80cm、葉は5-15cmの楕円形~広楕円形で両面に毛があり、葉の中央付近にしばしば八の字の斑が入ります。
花は30cm以上の長い総状に付き、萼は4裂でピンク色。花柱は先端がカギ形に曲がります。
花色の白いものはギンミズヒキと呼ばれます。
備考
エングラー : タデ科
類似種
シンミズヒキ : 葉が狭楕円形で茎の中央に集まる。
撮影地
2015.9 千葉市  他

ミズヒキ

花は下から咲く。下半分は雌性期、中間部は雄性期、上部は蕾。 (2014.8 長野県白馬村)

ミズヒキ

右:雄性期 左:雌性期・・・萼は閉じて花柱のみ飛び出る。 (2021.9 千葉県市原市)

ミズヒキ

葉は楕円形~広楕円形、八の字型の斑が入るものも多い。写真は斑の薄いもの。 (2017.8 群馬県妙義山)


ミズヒキ

托葉鞘は斜形。茎は充実。 (2016.8 千葉市)


(品種) ギンミズヒキ f. albiflora

ギンミズヒキ

白花品。 (2020.10 / 2023.10 千葉市)