ミズヒキ / ギンミズヒキ

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タデ科 Polygonaceae
お祝い事などに「水引」はこの植物から来ていることはよく知られています。
丈は40-80cm、葉は5-15cmの楕円形~広楕円形で両面に毛があり、葉の中央付近にしばしば八の字の斑が入ります。
花は30cm以上の長い総状に付き、萼は4裂でピンク色。花柱は先端がカギ形に曲がります。
花色の白いものはギンミズヒキと呼ばれます。
葉が中央に集まり、狭楕円形のものをシンミズヒキと呼びます。

 

2021.9.29 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 花5
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 托葉鞘
  • ギンミズヒキ
  • 同2
  • 同・花
  • 同・花2
  • 同・葉

ミズヒキ-全体

ミズヒキの仲間は撮影が最も苦手なものの1つ。毎年、撮影機会は
沢山あるのになかなかうまく撮れず、もっぱら運頼み。(2015.9 千葉市)

ミズヒキ-全体2

(2019.10 千葉市)


ミズヒキ-花

右上から蕾、雄性期の花、雌性期の花。
(2014.8 長野県白馬村)

ミズヒキ-花2

雄性期の花。
(2019.10 千葉市)

ミズヒキ-花3

雄性期に花被(萼)は開きます。花被4枚、雄しべも4本のように見えました。
花の基部を筒状に覆っているものは苞?(2014.8 長野県白馬村)

ミズヒキ-花4

まだ花柱は伸びきっていない。
(2021.9 千葉県市原市)

ミズヒキ-花5

雌性期。萼は閉じて花柱が飛び出したまま残ります。
花柱の先端は鉤状に曲がる。(2015.9 千葉市)

ミズヒキ-葉

葉は楕円形~広楕円形、八の字型の斑が入るものもある。
(2006.9 神奈川県箱根町)

ミズヒキ-葉2

斑の薄いもの。
(2017.8 群馬県妙義山)

ミズヒキ-葉3

葉表。
(2016.8 千葉市)

ミズヒキ-葉4

葉裏。
(2016.8 千葉市)

ミズヒキ-托葉鞘

托葉鞘は斜形。茎は充実。
(2016.8 千葉市)

ミズヒキ-春

おそらくギンミズヒキシンミズヒキも同じなので、
写真のものもそちらかもしれない。(2018.4 群馬県妙義山)

ギンミズヒキ-全体

白花はギンミズヒキ(f. albiflora) と呼ばれます。
(2020.10 千葉市)

ギンミズヒキ-全体4

(2017.9 千葉市)


ギンミズヒキ-花

(2007.8 千葉市)


ギンミズヒキ-花2

(2017.8 東京都高尾山)


ギンミズヒキ-葉

少し斑が薄いものが多いようです。
(2006.9 千葉市)