ツルソバ Persicaria chinensis

2022.10.20 更新

ツルソバ

分類
タデ科 イヌタデ属
植生環境
海岸
開花時期
5-11月 砂まじりの草地
地域
千葉以西
特記
 -
特徴
茎は直立するか、ツル状となって、長さ1m、葉は長さ5-10cm、卵形~卵状長楕円形で基部は切形~浅い心形、柄があります。托葉鞘は筒状で先は斜めに切れます。
花は頭状の総状花序に付き、萼は5裂、白色。
備考
エングラー : タデ科
類似種
ツルドクダミ : 花序が長く、個々の花もイタドリに近い形で雌花の花被は花後、翼状に大きくなる。
撮影地
2016.11 千葉県館山市  他

ツルソバ

葉は卵形~卵状長楕円形。基部は心形~切形、先は鈍く尖ります。 (2010.10 千葉県館山市)

ツルソバ

裂開前の葯は青みがかった黒のようです。花柱先端は3裂でした。柄には腺毛と思われる粗い毛が見られました。 (2022.10 千葉県館山市)

ツルソバ

種子はややジェル状の透明な膜に包まれている。 (2020.11 千葉県館山市)


ツルソバ

托葉鞘は筒形で上部は斜めに切れています。上部では葉状で円形になるものも見られました。 (2022.10 千葉県館山市)