コミカンソウ Phyllanthus lepidocarpus


コミカンソウ

分類
コミカンソウ科 コミカンソウ属
植生環境
開花時期
7-10月 道ばた 荒れ地
地域
本州以南
特記
 -
特徴
丈は15-50cm、葉は茎から横に伸びる5-10cmの葉状小枝に10-39個互生し、6-25mmの少しゆがんだ長楕円形~倒卵形。
花は葉状小枝の葉腋に付き、小枝先端近くに雄花が数個ずつ、それより下に雌花が1つずつ付きます。雄花、雌花ともに花被片(萼片)は6枚。果実はやや潰れた球形で赤味があり、イボ状の突起が密生し、径2.5mm。
備考
エングラー : トウダイグサ科
類似種
ヒメミカンソウ : 花は小さく、葉腋に雄花と雌花が混ざって付く。果実の表面は平滑。
ナガエコミカンソウ : 葉腋に雄花と雌花が混ざって付き、花は小さく、雌花の柄は果期に伸びて5mmになる。果実の表面は平滑。
撮影地
2020.10 千葉市

コミカンソウ

A:雄花 B:雌花 C:果実 (2020.10 千葉市)


コミカンソウ

A:雄花 B:雌花 (2020.10 千葉市)


コミカンソウ

右上:果実は潰れた球形で径2.5mm、イボ状の突起があります。枝には剛毛がある。 左下:裂開した果実 (2020.10 千葉市)


コミカンソウ

下部の葉。羽状複葉に見えますが1つ1つが葉。 (2020.10 千葉市)