ハクサンシャクナゲ
APG
科名索引
ツツジ科
学名対照表
Engler
科名索引
ツツジ科
50音
ア行
カ行
サ行
タ・ナ行
ハ行
マ~ワ行
ツツジ科 Ericaceae
学名
Rhododendron brachycarpum
分類
ツツジ属
開花時期
6-7月
地域
中部以西 石鎚
植生環境
亜高山 高山
特記
-
高山に生えるシャクナゲ。
常緑低木で丈は1-3m。葉は枝先に集まって付き、葉は6-18cmの長楕円形~狭長楕円形、革質で先は鈍頭~円頭、
基部は円形~ハート形
、縁は裏に巻きます。葉表は光沢があり、裏面は淡褐色の軟毛が密生します。
花は枝先に5-15個がまとまって付き、花冠径3-6cmで
5裂
、花色は変化が多い(注)。花冠の上側裂片とその両隣にかけて、緑色の斑点があります。
葉裏に褐色の毛がないものは、
ケナシハクサンシャクナゲ
と呼ばれます。
似たものに花冠が7-8裂する
ホンシャクナゲ
、葉の基部がくさび形になる
アズマシャクナゲ
があります。
(注) 本種の花色は、若い株ほど花色が濃く、樹齢を重ねると白くなるとも言われます。
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2012.3.7 作成
全体
花
花2
葉
葉2
(1984.8 秋田駒ヶ岳)
花冠は5裂で、上半分に褐色の斑が多く明瞭です。
(2010.6 岩手県田野畑村)
若い株ほどピンクが鮮やかな傾向があります。
(1984.8 秋田駒ヶ岳)
葉の先は丸く、全体に裏側に巻いています。基部がハート形になるのが
アズマシャクナゲ
との相違点です。(2010.6 岩手県田野畑村)
葉裏に褐色の毛が密生します。ないものは、
ケナシハクサンシャクナゲ
と呼びます。
(2010.6 岩手県田野畑村)