ミネズオウ

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ツツジ科 Ericaceae
矮性低木。
葉は対生し、6-10mmの狭長楕円形で先は鈍頭、厚みがあり革質。
花は枝先に散形に2-5個付き、花冠は鐘形で先が5深裂して斜開、上向きに咲きます。雄しべは5本で花冠より短い。裂開前の葯は朱色。
赤花もあり、ベニバナミネズオウと呼ばれます。

 

2018.1.5 更新
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ミネズオウ-全体

高山性の矮性のツツジ科で、花冠裂片が大きく横に展開して上向きに花を付けるのは、本種と非常に希なチシマツガザクラくらいしかない。(2008.5 群馬県嬬恋村)

ミネズオウ-全体2

(2011.7 南ア・北岳)


ミネズオウ-全体3

(2011.7 南ア・北岳)


ミネズオウ-花

花冠の先端は開き4-5mm、赤い雄しべが目立ちます。ベニバナミネズオウでなくても、
咲き始めは少し赤味を帯びるものが多いように思います。(2008.5 群馬県嬬恋村)

ミネズオウ-花2

(2018.6 山形県月山)


ミネズオウ-花3

萼も5深裂で裂片は長三角形。
(2018.6 山形県月山)

ミネズオウ-花2

花が終わるとオレンジ色のこんな姿になります。
(2008.5 群馬県嬬恋村)

ミネズオウ-葉

葉は対生で柄があり、やや多肉質で裏側に少し丸まり狭楕円形、長さは1cm前後、
先は尖りません。枝の赤いものは2年枝、3年枝以降は灰色。(2014.6 八ヶ岳)