ハクサンシャクナゲ Rhododendron brachycarpum
(品種) ケナシハクサンシャクナゲ


ハクサンシャクナゲ

分類
ツツジ科 ツツジ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
7-8月 林縁 草地
地域
中部以北 石鎚山
特記
 -
特徴
高山に生えるシャクナゲ。
常緑低木で丈は1-3m。葉は枝先に集まって付き、葉は6-18cmの長楕円形~狭長楕円形、革質で先は鈍頭~円頭、基部は円形~ハート形、縁は裏に巻きます。葉表は光沢があり、裏面は淡褐色の軟毛が密生します。
花は枝先に5-15個がまとまって付き、花冠径3-6cmで5裂、花色は変化が多い(注)。花冠の上側裂片とその両隣にかけて、緑色の斑点があります。
葉裏に褐色の毛がないものは、ケナシハクサンシャクナゲと呼ばれます。
備考
エングラー : ツツジ科
類似種
 
撮影地
1984秋8 田県駒ケ岳  他

ハクサンシャクナゲ

花冠は5裂で、上半分に褐色の斑が多く明瞭です。若い株ほど花色のピンクが鮮やかな傾向があります。 (2010.6 岩手県田野畑村)

ハクサンシャクナゲ

葉の先は丸く、全体に裏側に巻いています。基部がハート形になるのがアズマシャクナゲとの相違点です。 (2010.6 岩手県田野畑村)

ハクサンシャクナゲ


(品種) ケナシハクサンシャクナゲ f. fauriei

ケナシハクサンシャクナゲ