マルバツユクサ Commelina benghalensis

2023.10.3 更新

マルバツユクサ

分類
ツユクサ科 ツユクサ属
植生環境
開花時期
7-8月 湿った草地 田んぼまわり
地域
外来種
特記
 -
特徴
茎はよく分枝し、地を匍って節から根を出して広がり、斜上して立ち上がります。葉は10-20cmの卵形~長楕円形で縁は波立ち、短柄があります。
花は葉腋から出る大きな苞に2つ程度付き、3弁花で普通青色。地下に閉鎖花を付けます。
備考
エングラー : ツユクサ科
類似種
ツユクサ : 葉は卵状披針形で鋭頭、上2つの花弁は本種より大きい。
撮影地
2018.10 千葉県東金市  他

マルバツユクサ

ツユクサ同様、夏の暑い時期は花はお休みですが、涼しくなってくるとまた咲き出しました。田んぼのまわりで見かける事が多く、かなり厄介な雑草のようで、除草剤が撒かれてもすぐに再生する。 (2018.10 千葉県東金市)


マルバツユクサ

花は3弁花で、2弁が大きく青色。ツユクサに比して小型。仮雄しべの先の「飾り」も小さい。苞には長い毛が見られました。 (2020.8 千葉市 / 2018.10 東金市)


マルバツユクサ

葉は卵形~長楕円形、先端は鈍頭、縁は波立ちます。 (2017.8 千葉県東金市)


(比較)

マルバツユクサ

左 : 本種 右 : ツユクサ 本種の花はツユクサの半分程度 (2023.10 千葉市)