ヤブミョウガ Pollia japonica

2023.6.28 更新

ヤブミョウガ

分類
ツユクサ科 ヤブミョウガ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-9月 林内
地域
関東以西
特記
 -
特徴
日があまり当たらないようなジメっとしたところなどに多く、よく群生します。雌性両全性同株。
丈は0.5-1m、茎は直立し、中部に葉が6-7枚互生し、20-30cmの狭長楕円形、表面は光沢がありますがややザラつきます。
花は茎の先に数段、輪生状に付き、径7-10mm、花弁3は倒卵形、萼片3は広楕円形、雄しべは6、両性花は雌しべが長く飛び出るが、雄性花でも不完全ながら短い雌しべが見られる。
備考
エングラー : ツユクサ科
類似種
 
撮影地
2011.9 千葉市  他

ヤブミョウガ

花序は数段輪生に多数付き、下の段から順に咲く。  (2020.6 千葉県南房総市)


ヤブミョウガ

両性花と思われるもの。3つの倒卵形の花弁(矢印)は先が丸まって見られる事が多いようだ。萼片3つは広楕円形。雄しべは6つで時に3つは仮雄しべになる。花柱は長く飛び出る。ふつう花序や柄に毛がある。 (2024.6 千葉市)


ヤブミョウガ

果実は熟すと紺色。 (2015.9 千葉市)


ヤブミョウガ

茎は直立、葉は茎の中間部に集まり、狭長楕円形、鋭尖頭。基部は鞘状。 (2024.6 千葉市)