ミヤマアオイ

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ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae
ミチノクサイシンの変種で、萼の筒部が浅い皿形のものです。
茎は地を匍って拡がります。葉は3-5cmもの卵心形で先は丸く基部は心形。
花は小さく1.5cm、筒部は短く、皿形。花柱6個はまとまって先が鋭頭となり、筒部から少し飛び出します。

 

2015.5.11 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 花5
  • 葉2

ミヤマアオイ-全体

雪解け水が流れる小川沿いの田んぼの畦に点々と見られました。
本来は標高1000m以上で見られるはずですが・・・。(2015.4 長野県白馬村)

ミヤマアオイ-全体

(2015.4 長野県白馬村)


ミヤマアオイ-花

沢山花を付けていました。
(2015.4 長野県白馬村)

ミヤマアオイ-花2

花は裂開している部分を含めて15mmほどと、多種に比べてかなり小さく、
匍いつくばらないとなかなか見つけられない。(2019.4 長野県白馬村)

ミヤマアオイ-花3

花柱先端は嘴状に尖り、萼筒部から少し外に出ます。
(2015.4 長野県白馬村)

ミヤマアオイ-花4

筒部内側は網目状。
(2015.4 長野県白馬村)

ミヤマアオイ-花5

筒部は浅い皿形・・・と図鑑には書かれていましたが、それほど浅くはなかった。
(2015.4 長野県白馬村)

ミヤマアオイ-葉

葉は長さ2-4cm、先は丸く基部は心形。ミチノクサイシンよりやや厚みがあり、
粗い毛がありました。(2015.4 長野県白馬村)

ミヤマアオイ-葉2

葉裏。はじめは赤味を帯びていました。のちに緑色になるようです。
(2019.4 長野県白馬村)