コチャルメルソウ Mitella pauciflora


コチャルメルソウ

分類
ユキノシタ科 チャルメルソウ属
植生環境
山地
開花時期
3-6月 沢沿いの湿ったところ
地域
本州以南
特記
 -
特徴
東北と関東甲信越で見られるチャルメルソウの多くは本種。
地中に走出枝を出します。丈は20-30cm、根生葉は2-5cmで広卵形、掌状に5浅裂し基部は深い心形、両面に粗い毛と微腺毛が見られます。茎には短い腺毛が密にあります。
花は2-10個で茎頂に総状に付き、萼裂片は2mm、花弁は5枚で魚の骨状に7-9裂して赤い。
備考
エングラー : ユキノシタ科
類似種
コシノチャルメルソウ : 花序は長く、花が20個以上付く。
ミカワチャルメルソウ : 葉はほとんど裂けない。花弁は7-11裂。
エゾノチャルメルソウ : 葉の裂け方はやや深く、花弁は線形で裂けない。
撮影地
2017.4 東京都高尾山  他

コチャルメルソウ

花茎は~30cmほどになり、総状に花が2-10個付きます。 (2017.4 東京都高尾山)


コチャルメルソウ

花弁は赤く、魚の骨状に7-9裂で反曲します。萼片は短く長さ2mmで平開。花糸は葯と同長。 (2013.4 宮城県仙台市)


コチャルメルソウ

葉は広卵形で掌状に5浅裂し、基部は心形、両面に粗い毛と微腺毛がある。 (2013.4 宮城県仙台市)