ムカゴネコノメ Chrysosplenium maximowiczii


ムカゴネコノメ

分類
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
植生環境
山地
開花時期
3-4月 湿った林内
地域
関東 東海
特記
準絶滅危惧
特徴
地下の珠芽から茎を立て、地上とまたは地下に走出枝を出すのが特徴のネコノメソウ。
丈は3-15cm、茎葉は2-3対で対生または互生で卵円形から広卵形で4-18mm、基部はくさび形、2-3対の浅い鋸歯があります。根生葉は花期には見られません。茎には白毛があります。
花には花弁はなく、萼裂片は淡黄緑色でやや斜上気味に直立、雄しべは8、時に4で裂開前の葯は淡黄色、苞は茎葉と同形で緑色。
備考
エングラー : ユキノシタ科
類似種
 
撮影地
2013.4 茨城県高萩市  他

ムカゴネコノメ

花の時期、ふつう根生する葉は見られません。萼が斜上するのがわかりやすい特徴。葉や苞はふつう卵形で鋸歯は浅い。 (2015.3 茨城県桜川市)


ムカゴネコノメ

 (2018.4 福島県会津美里町)


ムカゴネコノメ

萼は黄緑色で直立、やや斜上し、葯は黄色、雄しべは8本。 (2013.4 茨城県高萩市)