ニッコウネコノメ Chrysosplenium macrostemon var. shiobarense

2024.4.11 更新

ニッコウネコノメ

分類
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
植生環境
山地
開花時期
3-4月 沢沿いの湿ったところ
地域
東北南部~近畿の大平洋側
特記
 -
特徴
イワボタンの変種で、萼裂片が緑色で平開~斜開、裂開前の葯は赤く、苞が黄色くなるもの。ヨゴレネコノメとの違いは全体に紅紫色を帯びず、萼裂片は平開~斜開、雄しべは8本。
他は共通で、丈は3-15cm、茎葉は1-2対、卵円形から卵状楕円形、根生葉は広卵形~狭卵形、長柄があり、灰色の斑が入ります。茎は赤い。 雄しべは萼裂片より長い。苞は楕円形から楕円状披針形、葉と同じ灰色の斑が入ります。
備考
エングラー : ユキノシタ科
類似種
イワボタン : 萼は淡緑~黄緑色で斜開~直立、裂開前の葯は黄色。
撮影地
2016.4 長野県辰野町  他

ニッコウネコノメ

茎葉は対生ですが、互生するものもあるようです。灰色の斑が入ります。 (2015.3 茨城県桜川市)


ニッコウネコノメ

苞は黄色、萼は斜開~平開、花柱は長く、雄しべは8で裂開前の葯は赤い。 (2016.4 長野県辰野町)


ニッコウネコノメ

無花茎の葉。 (2024.4 茨城県筑波山)