ヤマネコノメソウ Chrysosplenium japonicum

2023.4.6 更新

ヤマネコノメソウ

分類
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
植生環境
山地
開花時期
3-4月 沢筋など
地域
全国
特記
 -
特徴
山地に多い地味なネコノメソウ。
丈は10-20cm、茎葉は1-2枚が互生で長柄があり、腎円形~卵円形で基部は心形~切形、縁には鋸歯があります。根生葉は腎円形で基部は心形。柄に毛が見られます。走出枝は出ません。
花は花弁はなく、萼裂片は緑色で基部は黄色、花期は平開で後に直立します。葯は4または8個で裂開前の葯は黄色。苞は緑色で卵形、基部は切形~くさび型。
備考
エングラー : ユキノシタ科
類似種
 
撮影地
2013.4 宮城県仙台市  他

ヤマネコノメソウ

地味な印象です。花期も根生する葉は残ります。 (2015.3 東京都高尾山)


ヤマネコノメソウ

萼は苞と同色の緑色で平開。雄しべは8本または4本、葯は黄色です。 (2012.4 新潟市)


ヤマネコノメソウ

種子 (2023.4 千葉県佐倉市)