ヨゴレネコノメ Chrysosplenium macrostemon var. atrandrum


ヨゴレネコノメ

分類
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
植生環境
山地
開花時期
3-4月 沢筋などの湿ったところ
地域
関東以西
特記
 -
特徴
イワボタンの変種で萼裂片は灰褐色で直立し、雄しべは4本、時に8本、葯が赤黒くて苞は黄色く、全体に紅紫色を帯びるものです。以下のスペックはイワボタンと同じ。
丈は3-15cm、茎葉は1-2対、卵円形から卵状楕円形、根生葉は広卵形~狭卵形、いずれも長柄があり、灰色の斑が入ります。茎は赤い。 雄しべは萼裂片より長い。苞は楕円形から楕円状披針形、葉と同じ灰色の斑が入ります。
備考
エングラー : ユキノシタ科
類似種
イワボタン : 萼は淡緑~黄緑色で斜開~直立、裂開前の葯は黄色。葉は緑色。葉は緑色で灰色の斑がある。
撮影地
2009.3 東京都高尾山

ヨゴレネコノメ

4つの花序が綺麗に四角形に並ぶことが多い。茎葉は1-2対、灰色の斑が入ります。 (2015.3 東京都高尾山)


ヨゴレネコノメ

苞は薄い黄色、淡褐色の萼は直立します。雄しべは4-8本、葯は赤。花柱2本も赤いようです。 (2015.3 東京都高尾山)