オニユリ
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　ユリ科 Liliaceae
コオニユリでと並び、野山で目にすることが多いオレンジ色のユリ。鱗茎は「ユリ根」と呼ばれ、食べられます。
丈は1-2m、葉は5-15cmの披針形で、葉腋にむかごが付きます。
花は茎の上部に～２０個ほど付き、花被片は7-10cmのオレンジ色で反り返り、暗褐色の斑点があります。花粉は暗褐色。
良く似たコオニユリは、花がやや小さく、葉腋にむかごが付かない。

 

2020.7.25 更新
  • 全体
  • 全体２
  • 全体３
  • 全体４
  • 花
  • 花２
  • 葉
  • 葉２
  • 葉３
  • むかご
  • 茎

オニユリ－全体

古い墓地の周囲で見られたもの。遠い昔、誰かが墓の周囲に植えたものかもしれませんが、今や周囲に増殖して雑草に埋もれながら咲いていました(2020.7 千葉県 旧・成東町)

オニユリ－全体２

陽当たりの好い防砂林の中に沢山ありました。
(2007.8 千葉県 旧・白里町)

オニユリ－全体３

砂丘上の草地でも見かけました。
(2009.8 新潟県村上市)

オニユリ－全体４

(2020.7 千葉県 旧・成東町)


オニユリ－花

花はコオニユリより少し大きいようですが、並べてみないとよくわかりません。
(2007.7 千葉県 旧・成東町)

オニユリ－花２

花被片には赤褐色の斑があり、ふつう、やや突起状に膨れていますが、
一部は突起に柄が見られました。(2020.7 千葉県 旧・成東町)

オニユリ－葉

葉腋にむかごが付くのがコオニユリとの違い。
(2019.7 千葉県 旧・成東町)

オニユリ－葉２

葉は披針形～狭披針形。下部の葉の基部にはむかごは見られない。
(2019.7 千葉県 旧・成東町)

オニユリ－葉３

葉裏はやや白く、粒状の付帯物がびっしりと見られました。
縁にも粒状の微鋸歯が見られた。(2019.7 千葉県 旧・成東町)

オニユリ－むかご

むかごは1cm前後あり、紫色。
(2019.7 千葉県 旧・成東町)

オニユリ－茎

茎には鈍い4稜があり、はじめクモ毛が見られますが、後に落ちる。
(2019.7 千葉県 旧・成東町)
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