コオニユリ / (型) ホソバコオニユリ

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 ユリ科 Liliaceae
オリエンタルリリーと呼ばれる一連の園芸種の母種。
オニユリ
よりやや小さい花で、葉の基部にむかごがないことがわかりやすい違い。湿性地で見られるところも異なる。
丈は1-1.5m、葉は狭披針形で5-12cm。
花は茎頂に~20個ほど付き、花被片はオニユリよりやや小さく、暗褐色の斑点があり、反り返ります。花粉は暗褐色。
なお、花色の黄色いものが九州にあり、キヒラドユリ(f. leichtlinii)と呼ばれます。

 

2019.7.21 更新
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  • ホソバコオニユリ
  • 葉2

コオニユリ-全体

オニユリに似ていますが、こちらは水気の多い所で見られます。
(2017.7 千葉県 旧・成東町)

コオニユリ-全体2

(2008.7 長野県白馬村)


コオニユリ-全体3

紫色はタチギボウシ
(2015.7 青森市)

コオニユリ-全体4

親海湿原は、7月下旬、この花が沢山咲きます。
(2008.7 長野県白馬村)

コオニユリ-全体5

(2019.7 千葉県 旧・成東町)


コオニユリ-花

花だけを撮った写真で比べると、オニユリとの区別は難しい。
(2008.7 長野県白馬村)

コオニユリ-花2

(2017.7 千葉県 旧・成東町)


コオニユリ-つぼみ

若いうちは白いクモ毛が目立ちます。
(2014.7 千葉県 旧・成東町)

コオニユリ-実

(2018.10 千葉県 旧・成東町)


コオニユリ-葉

珠芽がありません。
(2008.7 千葉県 旧・成東町)

コオニユリ-葉2

葉の縁に微突起が見られました。
(2017.7 千葉県 旧・成東町)

コオニユリ-茎

(2015.7 千葉県 旧・成東町)


コオニユリ-茎

上部の茎にはクモ毛がまだ残っていました。
(2017.7 千葉県 旧・成東町)

ホソバコオニユリ-全体
ホソバコオニユリと呼ばれる岩場に咲く型。
とてもではないが、私の力では近づけなかったので、細かな観察は出来ませんでした。葉が細く長く変化している。(2011.7 群馬県妙義山)

ホソバコオニユリ-葉

葉は極端に細いわけではないので、区別しにくいと感じました。
(2011.9 群馬県下仁田町)