タチギボウシ (またはコバギボウシの別形状)

top
クサスギカズラ科 Asparagaceae
ユリ科 Liliaceae
葉の大きさは、オオバギボウシコバギボウシの中間的なイメージで、長楕円形、長柄があり、葉表の葉脈は凹みます。
花茎は50-100cm、花は横向きで淡紫色、濃い紫色の線が見られます。筒部は短い。
コバギボウシ
と連続的で分けないとの見解も有力。

 

2017.10.10 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 参考
  • 群生

タチギボウシ-全体3

湿性地の周辺などで見られます。
(2009.8 山形県月山)

タチギボウシ-全体2

北東北の高山の少し湿った草原などでもよく見られる花です。
(2012.8 山形県鳥海山)

タチギボウシ-全体3

(2015.7 青森県八甲田山)


タチギボウシ-花

(2013.8 秋田県真昼山地)


タチギボウシ-花2
花は筒部が短いので、コバギボウシより大きく見えますが、花冠のサイズは同じです。
コバノギボウシ
のように下を向かないのも、そのせいかもしれません。
(2015.7 青森県八甲田山)

タチギボウシ-実

地域から本種と想像しましたが、コバギボウシかもしれません。
いずれにしろ、果実はほぼ同じ。(2017.10 秋田県八幡平)

タチギボウシ-葉

葉は月山のものはコバギボウシと比べてやや大きい程度ですが、北に行くほど大きく
なり、八幡平のものは倍近いのではないかと感じました。(2009.8 山形県月山)

タチギボウシ-参考

葉が大きめですが花はコバギボウシの雰囲気もあり、微妙。
コバギボウシと連続的と言われる所以。(2009.8 福島県裏磐梯)

タチギボウシ-群生

オレンジ色はコオニユリ
(2015.7 青森県八甲田山)