ミヤマクロユリ Fritillaria camtschatcensis var. keisukei

ミヤマクロユリ

分類
ユリ科 バイモ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
6-8月 草地
地域
月山 飯豊 中部山岳
特記
 -
特徴
黒百合伝説で有名な花。雄性両全性同株。
丈は10-30cm、葉は披針形~長楕円状披針形で2-3段3-5葉が輪生状に付きます。
花は最上部の葉腋から柄を伸ばし、下向きに密に褐色の網目模様の入った花を1-2輪付けます。花被片は25-30mm。同一株に両性花と雄性花が混ざって咲く。
付記
「クロユリ」の名称は、エゾクロユリのみを指す場合と本種を含む広義で用いる場合があり、本種のみでは用いない。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
クロユリ(エゾクロユリ) : 丈が30-50cmと大きく、輪生する葉は3-5段、花は3輪以上付く。
撮影地
2006.7 山形県月山  他

ミヤマクロユリ

花はやや下向きに咲きます。両性花と雄性花があります。 (2008.7 北ア・白馬岳)

ミヤマクロユリ

両性花。 (2018.7 中ア・木曽駒ケ岳)

ミヤマクロユリ

雄性花。3裂する花柱が見られない。 (2018.7 中ア・木曽駒ケ岳)

ミヤマクロユリ

葉は2-3段、3-5輪生し、披針形~長楕円状披針形、光沢は見られない。 (2013.7 中ア・木曽駒ケ岳)