ミヤマスカシユリ Lilium maculatum var. bukosanense


ミヤマスカシユリ

分類
ユリ科 ユリ属
植生環境
山地
開花時期
7月 石灰岩等の岩場
地域
岩手 宮城 茨城 埼玉
特記
絶滅危惧1B類
特徴
海岸に咲くスカシユリうち、太平洋側に咲くイワトユリと呼ばれるタイプの変異種。本種は主に岩場に咲きます。
垂直に近い岩場から垂れ下がるように茎を伸ばします。葉が細く線形~広線形。
花は茎頂に数個付き、花は上を向きます。花被片は細く、先端が外側に巻く傾向が見られます。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
スカシユリ  : 海岸で見られ、茎は直立し、葉は披針形でやや厚い。
ヤマスカシユリ : 下部の茎に乳頭状突起がある。花被片間の隙間が狭い。
撮影地
2012.7 茨城県

ミヤマスカシユリ

岩場から垂れ下がるように茎を伸ばし、花だけ上向きで咲いていました。葉はスカシユリより細くて長く、少し柔らかめの印象。 (2012.7 茨城県)