ヤマホトトギス Tricyrtis macropoda

2022.9.27 更新

ヤマホトトギス

分類
ユリ科 ホトトギス属
植生環境
里 山地
開花時期
7-9月 林内
地域
北海道南西部以南
特記
 -
特徴
花被片が反り返るホトトギス。
茎は長さ40-70cm、斜め下向きの毛がややまばらに見られます。葉は8-15cmの長楕円形~楕円形で、先がツンと尖り、毛が見られます。
花は上部の葉腋に散房状に付き、腺毛が多く、花披片が反り返って下を向きます。花被片は15-20mm、紫色の斑は少なく、全体に白っぽい印象。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
ホトトギス : 花被片は斜上、1-3個ずつ付く。
ヤマジノホトトギス : 花は茎頂や上部の葉腋に1-2個ずつ、花被片は平開する。花柱・花糸に斑がない。
撮影地
2023.10 千葉市  他

ヤマホトトギス

花被片が反り返るのが特徴。葉は長楕円形~楕円形、先はツンと尖り、基部は茎を抱く。 (2017.9 千葉市)

ヤマホトトギス

内花被片は外花被片に比して幅が狭い。花柱は3裂し、その先端は2裂、腺状突起が見られます。雄しべは6本ですが、3本は花柱と重なる位置。花柱にはふつう紫斑があるが、ないものも少なからず見られた。 (2017.9 / 2023.10 千葉市)