イワショウブ Triantha japonica


イワショウブ

分類
チシマゼキショウ科 イワショウブ属
植生環境
山地 亜高山 高山
開花時期
7-8月 湿地
地域
本州
特記
 -
特徴
湿原で群生する姿をよく見ます。
根生する葉は10-40cm。花茎は20-40cmで、1-2個の茎葉があり、茎頂に総状の花序を付けます。花は花茎の1カ所から3つずつ柄を伸ばして1つずつ付きます。花被片は長楕円形で4-10mm、白色~淡紅色、雄しべは花被片と同長。花が終わると子房は次第に赤味を帯びていきます。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
ヒメイワショウブ : 花は総状に付き、花被片は小さく3mmほど。
撮影地
2008.9 群馬県尾瀬  

イワショウブ

花茎は20-40cmほどに伸びます。 (2017.8 群馬県尾瀬)


イワショウブ

花序の枝から花柄が3つずつ伸びます。軸や柄に腺毛が多く見られた。 (2016.9 岐阜県中津川市 / 2017.8 群馬県尾瀬)


イワショウブ

葯が落ちると花披片の先端などから赤くなり始め、やがて果実が赤褐色に膨らみます。 (2017.8 群馬県尾瀬)