ホウチャクソウ Disporum sessile var. sessile

2023.11.11 更新

ホウチャクソウ

分類
イヌサフラン科 チゴユリ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
里山などでも群生する姿をよく目にする野草。
丈は30-40cmほど、葉は卵状楕円形で5-15cm、先が尖り基部は円形。 茎は上部で2-3つに分枝して斜上し、その茎頂に1-3個の花をつり下げます。
花は長さ25-30mmの筒状、帯緑の白色、先端が少し開きますがそれ以上は開かない。花披片の付け根部分がふくらんでいます。
花の下半分がさらに褐色を帯びるものをジンバホウチャクソウと呼びます。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
ホウチャクチゴユリ : 花はチゴユリに似て花被片は斜開する
撮影地
2017.4 千葉市

ホウチャクソウ

上部で2-3回、時に更に分枝し、その先に花を付けます。花はそれぞれに1-2つ、希に3つ付きます。 (2008.5 千葉市)


ホウチャクソウ

花は長さ25-30mmの筒状、緑色を帯びた白色、花被片は合着せず、先端以外は開かない。 (2016.4 千葉市)


ホウチャクソウ

果実は径1cm。黒色に熟す。 (2023.10 千葉市)


ホウチャクソウ

葉は長楕円形~広卵形、葉裏の脈上に小突起が並びます。 (2016.5岩手県二戸市)