キヨスミギボウシ

2025.6.23 更新

キヨスミギボウシ

分類
クサスギカズラ科 ギボウシ属
植生環境
山地
開花時期
  湿った岩場
地域
関東南部 東海 紀伊半島
特記
 -
特徴
丈は30-60cm、葉は卵形、柄を含めて15-40cm、先は尖り、基部は心形、葉裏の脈の凹凸は低い。
花は長さ4-5cm、苞はボート形で緑色、開出しない。花の狭筒部は広筒部より長く、透明線は広筒部の半長。
備考
エングラー :  ユリ科
類似種
オオバギボウシ : 葉は大きく葉身のみで30-40cm、苞は平らで開出、開花時は茎と直角になる。透明線は半長以上。
撮影地
2017.6 千葉県鴨川市  他

キヨスミギボウシ

苞は緑色、開花しても花に沿い、開出しない。 (2025.6 千葉県市原市)

キヨスミギボウシ

花は長さ4-5cm、白色、広筒部(B)は狭筒部(A)より短い・・・周辺市町村5箇所で見たが、いずれも両者の差はさほど顕著ではなく、さらに、裂開部分の長さを含まないので、見た目の印象ではわかりにくかった。 (2025.6 千葉県市原市)

キヨスミギボウシ

透明線は広筒部の半長かそれ以下。写真では1/3程度。 (2025.6 千葉県市原市)


キヨスミギボウシ

葉はオオバギボウシに比して小さく、柄を含めて15-40cm、葉身は卵形で先は尖り基部は心形、裏面の凹凸はオオバギボウシに比して小さい。(2018.5 千葉県鴨川市 / 2025.6 市原市)