スズラン Convallaria majalis var. manshurica


スズラン

分類
クサスギカズラ科 スズラン属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
4-6月 草地 林縁
地域
四国以外
特記
 -
特徴
誰もが知っているかわいい花、高原の花の代名詞。
丈は20-35cm、葉は卵状長楕円形で2枚、その下に花芽と葉の両方を包んでいた鱗片葉が数枚付きます。開花中も茎は伸び続けます。
花茎は葉よりも低く、10-15cm程度、2枚の葉の外側で葉とは別に上がっているように見えますが、基部は葉と同じ鱗片葉に包まれていて同じ所から出ています。
花は総状花序に付き、浅い鐘形で径10mm、花被は合着し先端だけ短く裂けて反り返ります。柄の基部に苞が残ります。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
ドイツスズラン : 花茎が伸び、葉の先端より上で咲く
撮影地
2019.6 長野県上田市  他

スズラン

園芸店で売られているスズラン(セイヨウスズラン)と異なり、花茎は伸びず、 葉の先端より下で咲きます。 (2019.6 長野県上田市)


スズラン

花は鐘形で径10mm、花被は合着しており、先端だけ短く裂け、反り返ります。小花柄の基部に小苞が残る。 (2019.6 長野県上田市)


スズラン

基部には鞘状になった鱗片葉(C1/C2)が2枚程度あり、そこから 花茎(A) B:葉柄(B)が伸びています。 (2017.6 群馬県榛名山)