シオデ Smilax riparia

2026.6.25 更新

シオデ

分類
サルトリイバラ科 シオデ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-8月 草地 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
雌雄異株。茎は2-3mまで伸び巻きひげを出して絡み付く。刺はない。葉は卵状広楕円形~楕円形で基部は円形、柄があり、平行に走る脈が5-7本ある。
葉腋から球状の散形花序を出す。雄花も雌花も花被片は淡黄緑色で反り返る。雄花の花被片は長さ4-5mm、雌花の花被片は雄花の半長で幅が広い。果実は球形で径10mm、黒く熟す。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
タチシオデ : 下部はまっすぐ立ち上がる。花被片は反り返らない。花期が5-6月と早い。
撮影地
2025.6 千葉市  他

シオデ

巻きひげを樹皮に絡ませて木によじ登ったりもする。写真は雌株。topの写真は雄株。 (2025.6 千葉市)


シオデ

雄花序。花被片は細く、反曲します。topの写真も雄株。 (2025.6 千葉市)


シオデ

雌花序。花被片は雄花より短いが、反曲し、幅が広い。  (2025.6 千葉市)


シオデ

果実は径10mm、黒く熟す。 (2023.11 千葉市)


シオデ

下部の葉。卵状楕円形~楕円形。茎に刺はありません。中部以上では葉の基部から巻きひげを出して絡み付く。 (2025.6 千葉市)