タチシオデ Smilax nipponica


タチシオデ

分類
サルトリイバラ科 シオデ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-6月 林内 林縁
地域
本州以南
特記
 -
特徴
最初直立し、伸びるに従って巻きひげを出してからみつくシオデです。積雪地に多いようです。花期は5-6月と早い。
丈は1-2m、葉はシオデに比べて薄く、5-15cmの卵状楕円形、柄はシオデよりやや長く、光沢はなくて葉裏は白っぽい。
花は葉腋から伸びる柄に散形状に付き、雄花、雌花ともに花被は反り返らず、シオデより葯は短い。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
シオデ : 花期は7-8月と遅く、葉柄は短く、花被片は顕著に反り返る。
撮影地
2017.5 新潟県長岡市  他

タチシオデ

雌花序。花被片は反り返らない。よく似たシオデは反り返る。 (2017.5 新潟県長岡市)


タチシオデ

雄花序。 (2015.5 新潟県十日町市)


タチシオデ

葉はシオデよりやや薄く光沢はありません。茎に刺はありません。写真は下部の葉で基部から巻きひげは出ない。 (2013.10 岩手県花巻市)


タチシオデ

葉はシオデよりやや薄く光沢はありません。茎に刺はありません。写真は下部の葉で基部から巻きひげは出ない。 (2015.5 新潟県十日町市)