キダチアロエ Aloe arborescens


キダチアロエ

分類
ツルボラン科 アロエ属
植生環境
海岸
開花時期
11-2月 砂礫地 乾いた草地
地域
外来種 (アフリカ南部原産)
特記
 -
特徴
丈は1mほどになります。茎は下部で枝分かれし、葉は多数が密に付き、30cmほどの線状鋭三角形、非常に多肉で断面は半月状、縁には先端に刺が付く三角形の突起が多数あります。
花は葉腋から伸びた長い柄の先に20cmほどの総状花序に密に付き、狭筒状ですが花被は合着せず、長さ4cmほど、花被片は平開せず、濃いオレンジ色で、内花被片はやや淡色。雄しべ・雌しべは少し飛び出ます。
付記
「医者いらず」り呼び名はありますが、民間療法の「火傷に効く」は今日では推奨されていない。薬事法上、医薬とされるアロエはアオワニ(Aloe ferox) およびその雑種。食用にされるのはアロエベラ(Aloe barbadensis)でこれも別種。なお、アロエの語源はアラビア語で苦みの意味。 
備考
エングラー : ユリ科
類似種
 
撮影地
2017.11 静岡県西伊豆町

キダチアロエ

花は長さ4cmほど、基部に膜質の苞と思われるものが見られました。 (2017.11 静岡県下田市)

キダチアロエ

花茎には鱗片状の葉が多数見られました。 (2017.11 静岡県下田市)