チシマゼキショウ
APG
科名索引
チシマゼキショウ科
学名対照表
Engler
科名索引
ユリ科
50音
ア行
カ行
サ行
タ・ナ行
ハ行
マ~ワ行
チシマゼキショウ科 Tofieldiaceae
ユリ科 Liliaceae
学名
Tofieldia coccinea var. coccinea
分類
チシマゼキショウ属
開花時期
7-8月
地域
中部以北
植生環境
高山
岩場
特記
-
花茎は根生葉の中心からではなく、脇から出てくるのが特徴。
葉は2-10cmで、
葉表を内側にして中脈で折りたたまれた剣状
で、袴状に互生します。縁に細かな鋸歯が見られます。
花茎は5-15cm。花序は7-15mmの
短い総状花序
で全体に楕円形~短い円柱状、花後に伸びて2-3cmになります。花色は白で時にやや紫色を帯びます。裂開前の葯は赤い。
果実は下を向き
ます。
良く似たものが多く、花柄の長いものを
アポイゼキショウ
、花柄が更に長く花茎も長いゲイビゼキショウ、外花被片が内花被片より短いアツカゼキショウなどがあります。
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2016.2.6 更新
全体
全体2
全体3
花
蕾
葉
岩の割れ目などで多く見かけました。
(2013.7 長野県八ヶ岳)
花序は短く、15mm程度まで。
(2010.6 岩手県早池峰山)
花後。
(2013.7 長野県八ヶ岳)
葯は赤く、花被片より長くて飛び出ます。花被片も少し赤みを帯びます。
(2015.6 岩手県早池峰山)
咲く寸前の蕾。
(2010.6 岩手県早池峰山)
葉は葉表を内側にして中脈で折りたたまれた剣状、
袴状に互生し、アヤメ科の葉の付き方そっくり。縁には細かい鋸歯がありますが、ふつうに見るとわかりません。(2010.6 岩手県早池峰山)