アリノトウグサ Haloragis micrantha

2024.4.30 更新

アリノトウグサ

分類
アリノトウグサ科 アリノトウグサ属
植生環境
開花時期
7-9月 やや湿ったところ
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は10-40cm、茎の下部は地を匍い、立ち上がって花を付けます。葉は対生、上部では時に互生し、短柄があり、6-12mmの卵形~卵円形、先はやや尖り基部は円形、低い鋸歯があります。
花は茎頂に副総状に付き、長さ2-3mmとごく小さく、下向きに咲きます。花弁は4、萼も4裂で約1mm、その下に萼と合着した1mmの球状の子房が付きます。
備考
エングラー : アリノトウグサ科
類似種
 
撮影地
2015.7 千葉県山武市  他

アリノトウグサ

低地の湿性地などで見られる花で、意外といろいろな所にあるにもかかわらず、他の植物に紛れてしまって気づかないことが多いです。 (2015.7 千葉県山武市)

アリノトウグサ

A:雄性期 花弁は反り返り葯は垂れ下がる。緑の三角形が萼の裂片部分。小苞は脱落してない。
B:雌性期 花弁、葯は脱落、柱頭は羽毛状に裂けます。 (2016.8 千葉県山武市)

アリノトウグサ

春の頃、茎ははじめ地を匍うように伸び、やがて立ち上がる。葉は対生し、長さ6-12mmの卵形~卵円形で縁に浅い鋸歯がある。 (2024.4 千葉県市原市 / 2015.7 山武市)