ミズハコベ Callitriche palustris

2022.6.6 更新

ミズハコベ

分類
オオバコ科 アワゴケ属
植生環境
開花時期
5-9月 水辺 沼地 浅い池
地域
全国
特記
 -
特徴
水辺などでよく群生します。雌雄同株。
沈水葉は線形で先端は切形~やや凹頭、気中葉は長楕円形~さじ形で先端は円頭でわずかに凹頭、ともに柄はありません。
花はごく小さく、葉腋に付き、雄花は雄しべ1つ、雌花は雌しべ1つで、ともに2枚の苞に包まれています。果実は楕円形~倒卵状楕円形で先端がわずかに凹み、側面に4稜があります。
備考
エングラー : アワゴケ科
類似種
 
撮影地
2021.5 栃木県渡良瀬遊水地  他


写真の葉は水中葉と思われる。 (2021.5 栃木県渡良瀬遊水地)

ミズハコベ

雌花ではないかと思われるもの。白い2つの苞が子房を囲んでいる。花の大きさは3mmほど。 (2015.6 栃木県渡良瀬遊水地)

ミズハコベ

果実。全体として楕円形~倒卵状楕円形、先端がわずかに凹み、側面には4稜がある。 (2021.5 栃木県渡良瀬遊水地)


ミズハコベ

葉には3脈があり、先端は円頭に見えますが、わずかに凹む・・・肉眼ではほとんど気づけない。写真は上部の気中葉、下部の葉(水中葉)は細い。 (2015.6 栃木県渡良瀬遊水地)