ヒロハノコウガイゼキショウ

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イグサ科 Juncaceae
コウガイゼキショウに比して葉の幅が広く、果実が花被片の2倍ほどあるのが特徴。
丈は~40cm、茎は偏平でふつう翼は狭い。葉は剣状線形で不明瞭な隔壁が見られます。
花被片は内花被片が少し長く、雄しべは3、果実は3稜がある披針形で花被片の2倍、最下の苞葉は花序と同長かやや短い。

 

2021.6.3 更新
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ヒロハノコウガイゼキショウ-全体

ここでは田んぼ脇のやや湿った道端で見られました。
(2021.5 千葉市)

ヒロハノコウガイゼキショウ-全体2

(2021.5 千葉市)


ヒロハノコウガイゼキショウ-全体3

(2021.5 千葉市)


ヒロハノコウガイゼキショウ-花

苞葉は花序と同長かやや短い。
(2021.5 千葉市)

ヒロハノコウガイゼキショウ-実

果実は3稜のある披針形、熟すと花被片の約2倍。
花被片は内花被片が少し長い。(2021.5 千葉市)

ヒロハノコウガイゼキショウ-葉

葉はコウガイゼキショウより幅が広く、長さも長いように感じた。
(2021.5 千葉市)

ヒロハノコウガイゼキショウ-茎

茎の翼はふつう狭いと聞いていますが、そこそこ広かった。
矢印部分が翼。(2021.5 千葉市)

茎の翼の幅が広い等、不審な点もあり、現地の植物の保護に尽力されている方々にお会いしましたので、その方を通して千葉県博に問い合わせさせていただきました。

その結果、確認が取れましたので、暫定を解除しました。

お力をいただいた皆様に感謝申し上げます。