ハナビゼキショウ Juncus alatus

2022.6.5 更新

ハナビゼキショウ

分類
イグサ科 イグサ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-7月 湿生地
地域
全国
特記
 -
特徴
茎は20-40cm、扁平で広い翼があります。葉は剣状の線形で幅4-5mm。
花序は集散状、最下の苞は花序より著しく短い。花はそれぞれ4-7個ずつ付き、柄はなく、内花被片と外花被片は同長でそれぞれ3-4mmの披針形、鋭頭。果実は長卵形で3稜があり、花被片より長く、赤褐色で光沢があります。
備考
エングラー : イグサ科
類似種
コウガイゼキショウ : 葉の幅は狭く、果実は花被片と同長か少し長い。雄しべは3。最下の苞は花序より短い。
ヒロハノコウガイゼキショウ : 葉の幅が広く、最下の苞は花序と同長か少し短い。内花被片は外花被片より長く、果実は花被片の2倍長。
撮影地
2022.6 千葉県山武市  他

ハナビゼキショウ

最下の苞は花序よりはるかに短い。 (2022.6 千葉県山武市)

ハナビゼキショウ

果実には3稜があり、花被片より長い。赤褐色で光沢がある。 (2021.5 千葉県山武市)

ハナビゼキショウ

茎には幅広い翼が見られます。 (2022.6 千葉県山武市)